LCCTへはバスがオススメ

KLIAエクスプレスでKLIAに向かい、バスに乗り継いでLCCターミナルに着きました。後日クアラルンプールを再び訪れた時に気づいたのですが、KLセントラルから直接LCCターミナルに向かうバスに乗るのと時間的には大差がなく、KLセントラルから乗り換えなしなのでこちらの方が快適です。

OptionTownでアップグレード失敗

行きの便も帰りの便も、OptionTownというところで数ドル賭ければ「運良ければプレミアムシートにアップグレードできるかも権」を購入していたのですが、特にカウンターで何も言われることなく、アップグレード失敗。意外と競争率が高いのかもしれません。片道5,000円のチケットなので、やむを得ません。

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LCCT

待合室前にはいくつか売店があり、お菓子や飲み物を買い込むことができます。エア・アジアでは本来、飲食物の持ち込みが禁じられているはずですが、多くの人が何らかのものを手に持っていました。

LCCターミナルは、一応一通りのものが揃っている。OldTown WhiteCoffeeもあるし、マクドナルドもある。高級ブティックはないが、お土産屋もイミグレーション・セキュリティチェック前後のエリア双方に、簡単なものがあるようです。バスの待合室のようなところで、搭乗開始を待っていました。

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搭乗

行き同様に、歩いて駐機場へ。写真を撮ってたら、早く進むよう促されました。

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行きはマレーシア人っぽい人が多かったのですが、帰りはオーストラリアから乗り継いできたかと御思われるオージーっぽい人もチラホラ見かけました。

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ちょうどボーディングが完了して出発しようとした時に、雨が降ってきました。あと10分ボーディングが遅かったら、ずぶ濡れだったと思われます。

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機内食の販売

リンギットが余っていたので、機内食を購入。現地料理のナシ・レマをチョイス。ピリリと辛いのですが、結構美味しいです。機内食を注文すると、一緒に水が付いてきました。

機内食の販売は、離陸直後と着陸2時間前の2回ほど回ってきました。羽田着が22時近くになるので、これはありがたいサービスです。

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無事に羽田に到着

機内からは、綺麗に夕焼けが見えました。

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定刻で羽田に到着。周りの乗客は、着くや否やイミグレーションにダッシュ。預け荷物を受け取る場所でも「終電に間に合わない」とソワソワしていたようでした。これもLCCを選ぶ宿命ですね...。

エア・アジア

旅の概要

就航記念セールで1年以上前に予約していたエアアジアXのチケットで、マレーシアへ。クアラルンプールで1週間を過ごすのは厳しそう(見所が少なさそう)だったので、もう一都市をどこにするかで悩みました。ランカウイとペナンと悩んだ末、結局歴史的にも面白そうだったペナンを選びました。

羽田空港国際線ターミナル

新しい国際線ターミナルを、今回初めて利用しました。レストラン街は21時〜22時でお店が閉まってしまうので、会社帰りにそのまま空港で夕ご飯をという場合には、気をつける必要がありそううです。その上どこも値段が高いので、普段利用する選択肢としてはPRONTなどのカフェやラーメンなどに限られてきそうです。

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あらかじめWeb Checkinをしてきたのですが、結局パスポートのチェックのためにチェックインカウンターへ並ぶ必要がありました(エアアジアではドキュメント・チェックと呼んでいるようです)。「薄い紙ペラ一枚が搭乗券」というLCCのイメージを裏切る形で、普通の厚紙の搭乗券も受け取りました。

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時間に余裕があると思い、展望スペースへ。ここは24時間空いているようです。国内線と同じく、飛行機の距離も近いので、撮影しやすいターミナルです。

手荷物検査場に行くとビックリ。出発便が重なっているのか、先ほど見た時よりもいつの間にか長蛇の列になっていました。予め、時間には余裕を見ておいたほうが良さそうです...。

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もちろん、出発はバスゲートからとなりました。バスゲートの売店も、海外からの観光客を意識してか、日本のお菓子を売っている所が多い。実際にタイ航空のFAも、たくさん日本のお菓子を買い込んでいた。

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プレミアムシート、通常のシートの順で搭乗です。

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バスで搭乗というのもあり、機体の前で撮影する人が多くいました。

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機内は思ったより快適

エアアジアXの機体は、747や777と比較すると一回り小さいエアバスA330。ただでさえ機内が狭く感じる上に、通常2-4-2配列のところを3-3-3配列にした詰め込み仕様です。国内線の777並みに横の間隔が狭いです。ただ思ったより前後の間隔は広く、そこまで苦痛を感じることはありませんでした。

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後方の数列は、2-3-2と若干余裕がある配列になっいてり(機体が絞られるため)、今回は窓際2列を座席指定をしていました。ラッキーなことに隣は空席で、スペースを自由に使うことができました。

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羽田を飛び立ち、ぐるっと東京湾を一周して南東方面へ。川崎付近の工場や、東京都心の夜景が綺麗でした。

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寒い機内 ブランケットは必須

LCCということで、いろいろ制約はあります。機内誌は持ち帰り厳禁。飲み物や食べ物もオーダーしない限り出てきません。外部で買った飲み物は、(公式的には)機内で飲むことはNGです。

枕もないのは許せたものの、一番困ったのはブランケットがないということ。半袖2枚重ね着をしていても、機内が凍える程寒かったです。長袖でも、意味が無さそうです。ブランケットを買わせるために、わざとやっているのではないかと疑ってしまった。素直にブランケットを頼むか、予め持ち込んだ方が良さそうです。

寒さとタービュランスで、何度か起こされながらも、気づけば最終の着陸態勢のアナウンスがありました。あっという間です。

普通のエアラインの東南アジア行き夜行便であれば、着陸2時間前(日本時間の朝3or4時)には朝食がサーブされますが、この時間帯は食欲が湧かないので、むしろその時間寝かせてくれるのはありがたいかもしれません。

現地時間の午前5:15に着陸。格納庫みたいなビルを目指して、エプロンを歩きます。沢山のエア・アジアXのA330、A340が並んでいます。

初めての中・長距離LCC。いろいろと制約はあったものの、嫌な思いもしなかったし、アリかナシかと言われると、「アリだな」というのが素直な感想です。

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