一晩明けてホテルから歩いて近くの、アラメダ公園へ向かいました。

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いくつか露天が並んでいて、南米などでもよく見かけるアイスクリーム屋が懐かしいです。丸いハンドルをくるくると回し、アイスクリームを冷やします。大変な準備作業です。

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ペジャス・アルテス宮殿は、定期的に伝統舞踊が催されている劇場です。今回の訪問では、曜日が合わず、見る事ができませんでした。

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内部を見学できるようだったので、入場料を支払い入ってみました。全く期待をしていませんでしたが、内部に描かれたメキシコの巨匠らの壁画に圧倒され、つい長居してしまいました../south

壁画を集めた、美術館(ディエゴ・リベラ壁画館)もあったようで、行けば良かったとあとで後悔しました。

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カメラの持ち込みは別途料金が取られますが、写真に納める価値はあります。

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自分のような芸術や美術に疎い人でも、これだけ何かを訴えかけてくるものだと分かりやすいものです。この宮殿は、間違いなく、メキシコシティで行くべき場所の一つと言えます。

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ペジャス・アルテス宮殿を出て、ソカロ(街の広場)まで歩きます。メキシコも車社会です。

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目抜き通りにて、いろんなお店が並んでいました。

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中央広場のソカロ。大きい国旗がなびいていたのが印象的でした。目の前には宮殿があり、毎年独立記念日の前夜には、大統領がこの広場にいる群衆に向かって「VIVA MEXICO!(ビバ・メヒコ)」と叫び、独立宣言を「再現」するららしいです。それを知ってから知らずか、と小さい子供も大声で「VIVA MEXICO!」と大声で叫びながら、広場を走り回っていました。

宮殿の内部にも入りましたが、撮影は禁止です。ヨーロッパ諸国の宮殿と比較すると豪華さはありませんが、大学のような感じの建物と広い敷地で、いろんな職員が忙しそうに働いていました。宮殿内部にも、ディエゴ・リベラの壁画があり、やはり見入ってしまった。

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宮殿の反対側、レストランやショッピングセンターが並んでいます。装飾が華やかです。

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もうちょっと寄って。

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こちらもソカロのお隣にある、メトロポリタン・カテドラルです。

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ちょうどミサの時間だったので、ミサの時間を終えてから内部を見学をさせてもらいました。

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テンプロ・マヨールは、なぜか街の中心にある遺跡です。

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カテドラルのちょうど隣にあり、こんなに巨大なのにも関わらず、発掘されたのが1913年だそうです。メキシコシティは、洪水や地震にたびたび襲われ、外からの土が流入してくる度に「街の高さ」を高くしてきたので、この遺跡も「埋もれていた」ということです。また1521年に、侵略者の2人に建物が徹底的に破壊されてしまったのも、発見が遅れた一因とのこと。

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これが再現された神殿です。神殿も、元の神殿を土と石で覆うようににして新しい大きな神殿を造る、というのを7回に渡って行われてきたそうです。その結果、建物が何層にもなっ手織り、初期の神殿は外部からは見る事ができないようです

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今見えているのは、神殿のちょうど「てっぺん」に当たる部分というわけです。

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博物館に入ってみました。

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テンプロ・マヨールの博物館を見た後は、何か食べる物がないかとウロウロ。結局露店のタコスを食べました

ソカロ周辺では、露天商が「○○が2ペソー!、△△が4ペソー!」などと叫んで、お客さんを呼び込んでいます。

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警察車両が近づいたら仲間が口笛で知らせてすぐに退散し、警察が過ぎ去ったらまたシートを広げて、何事もなかったかのように商売を始めていました。

その一部始終をビデオに納めることができました。

街を歩いていて、いたるところで見かける露天商。人通りも多いので、歩くのが困難です。

至る所で、ブルーシートを広げてよくわからないパチモノを売っている。

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メキシコではプロレスが人気で、こんなマスクも売っていました...。

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メキシコシティの地下鉄は、思っていたよりも明るくて安全でした。少なくとも朝晩に使う分には、乗り降りや乗り換えで危険を感じる事はありませんでした。路線網も充実しているので、観光にはもってこいです。

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案内も、必要かつ十分。自分の乗る路線の始発駅と終着駅を覚えておくとスムーズに移動できるかと思います。

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面白いのが、必ず全駅にその土地にちなんだトレードマークがあるということ。この駅は、噴水みたいなマークで、2路線に乗り入れているので、背景色が2等分されている。

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観光地周辺では、騎馬隊もいました。カメラを向けると、止まって撮影時応じてくれました。グラシャッス!

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メキシコ中心部の高台にはチャプルテペック公園があり、広い敷地の中には旧大統領邸のチャプルテペック城、美術館、博物館、劇場などがあります。まるで「上野公園」というのは言い得て妙です。

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入り口は、地下鉄の駅から少し歩いたところにあります。下から、歩いても登ることができますが、トロリーバスを利用した方が楽だと思います。

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ここでもやはり、壁画がありました。躍動感がある絵に、目が奪われますが...。

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お城からは、メキシコシティの市街地がよく見渡せました。メキシコシティは大気汚染が酷いと聞いていましたが、テレビでよく見るような中国の都市部のような光景よりは、ずっとマシです。

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一望できる場所に、部屋があります。

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中庭もよく手入れされていて、綺麗でした。

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ステンドグラスも美しいものです。

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時差ボケの影響で早くも眠くなってしまい、コンビニに寄ってからホテルに戻ります。コンビニでは、特にIDを見せることなく、ビールが買えてしまいました。しかも、安い。

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メキシコシティが高地にあるせいか酔いの回りが少し早く、この日は夕食も取らずに就寝しました。

メキシコシティ観光のハイライト、テオティワカンへ向かいました。バスターミナルまで地下鉄で行き、そこからバスで1時間ほどの行程です。バスターミナルに着くと、ピラミッドが描かれた看板があるバス会社のところで、チケットを買えばOKです。かなり頻繁にバスが出ているので、時間を気にせずに安心して乗る事ができます。

テオティワカン遺跡の最寄りのバス停は終点ではありませんが、バス停に着くと「ピラミッドス!(スペイン語ではこう言うらしい)」と、運転手が大声で乗客に教えてくれまshちあ。

エジプトのピラミッドはお墓なのですが、メキシコのピラミッドには神殿があり、その周囲には平城京・平安京みたいな「街」があったようで、少し意味合いが違うようです

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チケットを買って入ると、サッカー場が何個も入るような広大な土地を前にして驚きました。これを徒歩で回るのは大変です。ガイドブックには、「ピラミッド巡りで疲れたら、レストランで一休みしてもいい」と書いてありましたが、レストランまでがこれまた遠いこと遠いことじゃない!。

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ケツァルコアトルの神殿。

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ケツァルコアトルの神殿から望む太陽のピラミッドと、さらにその先の月のピラミッド。これから回ろうとしていますが、既に暑さのせいで気が重い状態です。テオティワカンをサクっと回りたいのであれば、ツアーに参加してもう一つの出口(Puerta2)から遺跡に入り、太陽のピラミッドと月のミラミッドのみ見る、というのがよさそうです。

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非常に低いピラミッドですが、細かい装飾が面白いです。

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遺跡の内部を公開している場所もありました。

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内部は意外と複雑で、部屋も沢山あります。

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メキシコと言えば、サボテン。

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太陽のピラミッドまでは、まだまだ遠いです。

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この遺跡で特徴的なのが、石の詰め方。石を適度な大きさに削って並べるのではなく、石と石の間に、細かい石ころをつめることで間を埋めていました。

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ようやく、太陽のピラミッドの近くまで来ました。とっても巨大です。

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登っている人が、ゴミ粒みたいに小さく見えます。エジプトのピラミッドは登ることができまsねんが、こちらはOKなのが嬉しいですね。

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頂上まで、まだまだ遠いです。

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だんだんと階段の傾斜がきつくなります。高地にあるので、みんな息切れしながらハァハァと登っていました。

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ようやく到着。意外と広かったです。

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ここから遺跡を一望できます。本当に広い敷地です。

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こちらは月のピラミッド。さらに遠くにあります...。

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ピラミッドを降りて、「死者の道」を歩いて月のピラミッド方向へ。街を縦に貫く幹線道路が「死者の道」という名前なのは、なんとも。

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月のピラミッド近くのケツァルパパルトルの宮殿では、壁画やレリーフが見学できます。保存状態が良いが、復元されたものかどうかはわかりませんでした。

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いよいよ月のミラミッドへ。350年ごろに造られたそうだ。(350年「前」ではない)

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理由はわかりませんが、こちらは途中までしか登ることができませんでした。

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太陽のミラミッドより小さいが、傾斜がきついです。

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近くの食堂でランチを食べてからメキシコシティへ戻ります。バス停で待っていると、すぐにバスが来ました。ここからまた1時間。帰路は、高速道路が拡張される一方で山を覆うように民家がぎっちり並んでいる光景が印象的でした

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まだまだ現役の、公衆電話。

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ホテルで一休みし、陽が落ちた後にラテンアメリカ・タワーに行ってみました。42階建てですが、50年代に建てられたというのだから驚きです。

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一番上の数フロアが展望台になっていて、メキシコシティの夜景が見ることができますが。

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昨日訪れたペジャス・アルテス宮殿が、綺麗にライトアップされていました。

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タコス

そかろ近くのタコス屋に入ってみました。本当はこの紙を巻いてタコスを食べるのですが、食べ方が分からず誤って紙の上に付け合わせの野菜を載せてしまいました...。

食べづらかったのですが、タコス自体は美味しかったです。量が少ないので、ちょうど小腹が空いた時によさそうです。メキシコにおけるタコスは、東京だともんじゃ焼きみたいな感覚なのかもしれません。

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青唐辛子のサルサをつけて、食べることもできます。

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テオティワカン遺跡から出てくると、一瞬でメニューを片手に必死に自分の店をアピールする売り子(子ども達)に囲まれてしまいました。直感的に選んだこのお店、どうなのだろう...。

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トルティーヤは、お客さんが注文してから、一つ一つクレープのように焼いて作っていました。出てきたビーフとチキンのタコスは、とても美味しいものでした。

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出てきたサルサはこんなの。

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エンチラーダス

ホテル近くのレストラン。

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なかなかのお味でした。

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お店の外では、お店のおばさんが大きな鉄板を使って何かを調理中。

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バケツでソースのようなものを投入...。豪快です。

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