フェリーで伊良部島へ

この日の宿は、伊良部島。まだ橋が完成していないので、フェリーでの移動が必要です。念のためにフェリー会社に電話で聞いてみると、「今日は大丈夫だが、明日は天候次第」とのことで微妙な状況です

フェリー乗り場に着くと、「わ」ナンバーの脳天気な行動が気になるようで「泊まり?」と確認されました。改めて聞いてみると、午前中は多分大丈夫のことだったので、何の根拠もないもののスタッフの言うことに賭けて、伊良部島に渡ることにしました。

フェリーにはバックでの侵入が必要です。運転に不慣れな場合は、運転を代わって貰った方が良いでしょう。ささっと、駐車してくれました。地元の人のほとんどは、客室に上がずに車内で待機しているようでした。

伊良部大橋の完成まで、あと2年。なんだかんだで、橋脚も伸びて、着々と工事も進んでいるようでした。この橋の完成で、島の生活も大きく変わることでしょう。

伊良部島

伊良部島は、宮古島から4Kmの距離にあり、人口6,000人ほど。のんびりとした島です。走っている車も、宮古島と比べて遥かに少ないです。

こちらは佐和田の浜。海岸にたくさんの岩が広がっています。1771年にあった石垣島地方の大地震によって引き起こされた大津波によって、打ち上げられたものだそうです。

日本のパイロットの訓練場でもあった、下地島空港。立派な滑走路を有し、かつてはジェット機がタッチアンドゴーしながら飛び交っていましたが、ANA/JAL共にシミュレータ中心による訓練への移行し、現在は定期便もなく静かな施設です。かつての様子はyoutubeでどうぞ。宮古島と隣接していることもあり、この空港を活用しようという話しが、出ては消えていきます。

RWY17エンド側。エメラルドグリーンの海に、飛び交う白色の機体は美しいものでした。

伊良部島の夕陽

台風接近で雲が多かったものの、なんとか雲の隙間から夕陽を見ることができました。