予算の都合上、ペナンでは中途半端なリゾートホテルに宿泊です。高級ホテルではありませんが、オーシャンビューを選択して雰囲気だけでも...。

フロントからは、素晴らしい眺めでした。

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目の前のビーチで泳ぐ人はほとんどおらず、プールで泳ぐ人が多かったです。反対側は結構交通量が多い道路なので、オーシャンビューでない部屋は避けた方が良さそうです。

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お部屋はさすがに経年劣化を隠せない感じですが、汚いわけではないのでまぁOKというレベルです。

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困ったと言えば、ホテルサイトの口コミにあったように、周囲に食事ができる場所が極端に少ないということ。500m歩いて「屋台街」に行ったが、衛生的に「どうなのかなー」と注文するのを躊躇してしまいました。ピンとくるレストランも周りになく、結局ホテルに戻ってレストランで食事を取ることが多かったです。

このホテルで良いなと思ったのが、部屋からの夕焼け・夕陽が綺麗なこと。

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地平線に沈む太陽は直接見えませんでしたが、空が綺麗な色に染まっていました。

ペナン

タンジュンブンガビーチからジョージタウンまでは、バスかタクシーでの移動が必要です。20分〜30分と言ったところで、やや時間がかかる印象です。

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ジョージタウンは何か一つの有名な建物や見所ものがあるわけではなく、歴史的な街並みを楽しむような場所です。

初めに、ガイドブックを見て興味を持った「周橋(Chew Jetty)」へ。19世紀中期に中国福建省から渡ってきた人々によって建てられた海上住宅群です。日本語で言うと「周一家の水上集落」という感じでしょうか。海に突き出した二つの通路沿いに、72件もの家がすき間無く建てられています。

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生活をしているエリアなので、中国式のお寺もいくつか存在します。

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このように、本当にに水上に家が建っています。

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水上集落に実際に住んでいる人もまだ多くいる一方、ホームステイ的に部屋を貸している家も多くありました。実際に宿泊してみると、どんな感じなんでしょうか。波の音で寝られなさそうですが...。

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そろそろお腹が空いたので、近くのフードコートへ。

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ホッケンミーを注文しました。ほどよい辛さで美味でした。

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世界遺産のジョージタウンには失礼です、街の雰囲気を一言で言うと「汚いシンガポール」かもしれません...。歴史を感じる古い街並みであることは確かなのですが。

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クー・コンシー、というお寺へ。もともとは19世紀末に建てられ、1960年に再建されたものだそうです。

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中に入ると、結構豪華で驚きます。

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このお寺は、煌びやかで非常に細かい装飾が印象に残りました。面白い壁画もあり、来る価値があるかと思います。

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少し歩くとモスクもあり、多民族国家マレーシアならではといった感じです。

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中を覗いていると「ついてこい」と男に言われ、勝手にモスクを案内しはじめました。しばらくしてから、「では、案内してやったのでお金を」といういつものパターンでした..。こちらから頼んだつもりはないので、断固拒否。

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ふたたび街中を歩いて、コーン・ウォリス要塞に来てみました。街の中でも、古くからある建造物ので、最初に建てられたのは1786年。現在のものは、1810年ごろのもののようです。

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城壁や壕のようなものが残っています。

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その後は、ペナン博物館へ。日本を含め様々な国に占領されてきたペナンの歴史が紹介されており、興味深く展示を見ることができました。

中国式の寺院(観音寺)があったので、立ち寄ってみます。

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特に行くアテもなく、ホテルへの帰路の途中にあるプラザ・ガーニーというショッピングセンターへ来ました。いくつかお店を冷やかしてから、フードコートでクレイポッドライスを注文。土鍋で炊いたお米と鶏肉だ。濃厚だがしつこくはなく、非常に美味しいのです。

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今日は、本来はオランウータンの保護区を見に行くツアーに参加予定だっtaのですが、島への船が出ないので、ツアーが催行できないとのことで断念。ゆっくり起床し、お昼から外出しました。

タクシー事情

ペナンのタクシーは、交渉制です。最初に、ドライバーに「いくら?」と聞いて、納得すればそのまま乗ればOKです。幸い行きのタクシーも帰りのタクシーも、最初に言う金額も妥当だし、降りる時に理由を付けて上乗せした金額を言われることもありませんでした。クアラルンプールに行っても、ボラれることは無かったのは同じでした。国民性でしょうか。

タクシー事情

ペナンを旅行していて一番困ったのが、バスでの移動。とにかく分かりづらく、どこにバス停があるのか、どういうルートでバスが廻るかを示した地図がないため、途中で乗り降りしたり、乗り換えのハードルが高い印象です。バス自体は非常に近代的で快適(Wi-Fi付きのものもある)ですが、基本的なサービスが抜けているのが残念です。

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極楽寺

タクシーで向かったところ、参道のような所で降ろされました。永遠と何百m、階段沿いにずらっと露天が並んでいます...。

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長い参道を抜けると、ようやく寺院が見えました。あまり期待をしていなかったのだけれど、結構大規模なところのようです。

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中に入ってもお土産屋が多い他、有料のエリアでもさらに追加料金を取られる区画が多いようです。Tripadviserの口コミに書いてあった「Too comercialised という言葉の意味が、わかりました。

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パイナップルのような形のロウソクでしょうか?

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お釈迦様は、建造中でした

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このお寺のオススメポイントは、ここから望むペナンの街並みです。この日は晴れていたので、海の方まで見渡すことができました。

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お寺内部は、美しく細かい装飾に目が奪われてしまいます

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いろいろ商業的な側面はちょっと気になるものの、ペナンに来たら一度は極楽寺へ訪れる価値がありそうです。

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極楽寺の参道付近には、飲食店やお土産屋が建ち並んでいます。肉骨茶(バクテー)のお店が気になったので、入ってみました。

土鍋をしばらく火にかけて、完成です。シンガポールで食べたものと少し異なり、レタスや魚の擂り身を揚げたようなものがのっていました。赤とうがらし、青とうがらしなどで、味を調整します。

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スペアリブ・椎茸・ニンニクが良い味を出していて、ご飯が進む進む。

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ペナン・ヒル

極楽寺からペナン・ヒルまではバスが出ていますが、本数が少ないようです(相当頑張れば、歩けなくはなさそうです)。麓から山頂までは、ケーブルカーが出ています。マレーシア人は8リンギ、その他外国人は30リンギです。ケーブルカーと言って舐めていたのですが、上昇中にもの凄いGでした。帰りはまるで、ジェットコースターに乗ったように身体が浮いたように感じたほどなので、座れたら座りましょう。

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標高は692mと、結構高い場所にあります。

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頂上の展望台から、ジョージタウンを見渡します。ペナン大橋はもちろん、建設中の第2大橋も霞んで見ることができました。海があり、山があり、とペナンは非常に観光資源が豊富です。

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頂上にはモスクや中国寺院、ヒンドゥー寺院もあり、多民族国家であることを改めて認識しました。

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それにしても、ヒンドゥーのこの世界観はちょっとよくわからないです...。

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こちらはモスク。

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景色だけ見て、ケーブルカーで下へ戻りました。

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