旅の概要

お仕事に区切りが付いたので、久しぶりにヨーロッパへ方面へ向かいました。

今回は、
・クロアチア(ドゥブロブニク)
・トルコ(イスタンブール・カッパドキア)

を目的地としてルーティングを考えてみました。

まず決めたのが、ヨーロッパへのANA便。これがないと始まりません。経由地はスターアライアンス便への乗り継ぎが良いフランクフルトを選びました。出発1ヶ月前でも、まだ7月下旬出発〜8月上旬帰国のCクラスが空いていたのはラッキーでした。フランクフルト深夜便やミュンヘン便もできて、特典航空券が取りやすくなっている気がします。本当はもう少し長く滞在したかったのですが、8月のお盆休みもあったり、その後の日程は厳しい状況でした。1日滞在を延ばそうと、念のため発券後にキャンセル待ちをかけておきました。

日程もタイトだったので、ヨーロッパ内の移動はLCCを使わずにスターアライアンス・ヨーロピアンエアパスを使用しました。若干高いのですが、ルーティングが自由になることは魅力的です。帰路イスタンブールからフランクフルトに直接飛んだりするのは面白くなかったので、アテネに寄ってみることにし、最終的には、

・ドゥブロブニク
・イスタンブール
・カッパドキア
・イスタンブール

を回る旅となりました。

羽田空港からフランクフルトへNH223便で出発

ヨーロッパ便も羽田の時代。成田で「遠くまでやってきてなんだか疲れている感」はありません。いつもの伊丹便と変わらないような感じなのは、周りに外人が少ないということに加えて、ターミナルが開放的で明るく、フライト前の緊張感が和らげていることかもしれません。

ラウンジに寄って、ゲートへ。そこで、片山右京氏を発見しました。山でも登りに行くような感じでした。

ANA スタッガード Cクラス座席

機材は777-300ER、フルフラットベッド搭載で、全てが通路側という配列です。いつでも気兼ねなく通路側に出られます。フルフラットベッドは、寝ている間に腰周りにかかる負担が少なく、ライフラットシートより全然疲れませんでした。ベッドパッドやオットマンのあり・なしというのも大きいかも知れません。これはもうライフラットには戻れません...。

また「いつでもベッドにしてゴロゴロしたり、胡座をかきながら座る」ということは従来のビジネスクラスにはなかった点で、まるでファーストクラス感覚でした。座席が通路より奥まった場所にあるので、プライバシーも確保できるのも嬉しいポイントです。

帰りのNH224便のブログでも、シートを紹介しています。

羽田から北向きに飛び立ちます。まだ国際線の感覚がありません。

食事編

楽しみにしていた、一回目のお食事です。 まずは、シャンパンとアミューズです。

続いて、アペタイザー。いちじくを添えた京鴨の生ハムが美味でした。

メインは、牛フィレ肉のステーキ。

昔はここでデザートでしたが、最近はチーズプレートなんて出てきました。他のエアラインにあるようなポートワイン・デザートワインはありませんでしたが、これは素直に嬉しい改善です。

ここで一眠り。

夜食・セカンドミール編

夜食には、一風堂のとんこつラーメンを食べました。1食目の消化が進まず、3時間前。お味はカップ麺的な感じです。しかし狭い機内、他の乗客が食べていると臭ってきます...。

2時間前に、食事はラストオーダーと言われてしまい、フルミールは断念。少しだけさっぱりとしたものを口にしました。

無事、フランクフルト空港に到着しました。乗り換えのためのゲートを目指します。

フランクフルト ルフトハンザラウンジ

ANA便で到着後、入国審査を終えて、ルフトハンザラウンジへ。リニューアルされていて、快適になりました。外を見るとポツポツと雨が。やがて雨が強まり、雷も鳴り始めました。日本のゲリラ豪雨をそのままフランクフルトへ持ってきた感じです。

フライトを待っている間、ちょうどメールが届き、空席待ちをしていた帰りのANA便が確保できました。最後の日程であるアテネでの滞在時間が延びて、ホっとしました。

クロアチア航空搭乗記

フランクフルトからドゥブロヴニクへ行くのに使ったのが、クロアチア航空。

フランクフルト→ザグレブ
ザグレブ→ドゥブロヴニク
ドゥブロヴニク→ザグレブ

と今回は3レグ搭乗しましたが、まぁ酷いエアラインでした。遅れに遅れて「一度もオンタイムでのフライトなし」という有様。たまたまが重なっただけかもしれませんが、クロアチア航空を使用する際には、念のため時間に余裕を持っての行動をオススメします。

フライト内のサービスや、座席はマトモだったはせめてもの救いです。背もたれ部分が薄いシートなので、足元も広々です。

フランクフルト→ザグレブ便

搭乗時刻がが近付いたので、ゲートへ。外を見るとゲリラ豪雨も落ち着いていました。搭乗が完了しても、飛行機はなかなかゲートを離れません。先のゲリラ豪雨の影響で、フランクフルト空港が混乱していたようです。この遅れを引きずり、ザグレブには1時間遅れて到着しました。

ザグレブ→ドゥブロブニク便

クロアチアはシェンゲン協定外なので、入国審査があります。国内線のゲートは狭く、まったく座れる場所はありませんでした...。どうやらほとんどの便が遅れているようでしたが、定刻にもなっても全くアナウンスはありません。結局、ドゥブロブニクには深夜の到着となりました。着陸前に、ちょうどドゥブロブニク市街の夜景が見えました。

ドゥブロブニク→ザグレブ便

日付は変わって、ドゥブロブニクからザグレブへ。もともとエーゲ航空のアテネ経由イスタンブール便を予約していましたが、エーゲ航空の遅れによりアテネでの乗り継ぎがうまく行かないことがわかり、チケットカウンターでのリルートしてもらいました。最初はミュンヘン経由を提案されましたが、遠回り過ぎて午前1時着になるとのこと...。以前にルーティングを調べた時に、一時間遅れで到着するザグレブ経由のがあったことを覚えていたので提案してみると、見事予約してくれました。危ないところでした。

そんなこんなでまた乗る事になったクロアチア航空も機材到着が遅れ、またまた1時間ほどディレイしました。ゲートでも遅延を知らせるアナウンスを聞かなかったことから、こんなディレイも日常茶飯事なのか、本当に悪いと思っていないか良く分かりません...。

ちなみに、空港に向かう際にバスを使うことになるかと思いますが、空港へ向かうバスは満席。市街地のバス停では、乗れない人も出ていました。注意が必要かもしれません。

ザグレブ空港・クロアチア航空ラウンジ

ザグレブ空港には、ボーディングブリッジがないため、面倒なバスでの移動となります。

こんな感じの空港。一見悪くはなさそうなのですが...。

こちらは、クロアチア航空の国際線ラウンジ。出国審査の後にあります。本拠地のラウンジにしては狭い感じですが、Wi-Fiやドリンクもあり、必要十分といったところでした。

魔女の宅急便のモデル ドゥブロヴニク旧市街

ドゥブロヴニクは、魔女の宅急便のモデルとも言われた場所。ドゥブロヴニク旧市街を上空から眺めるのには、スルジ山から見るのがベストです。アドリア海の蒼い海とと、オレンジ屋根の家々が旧市街地とのコントラストを望むことができます。

スルジ山には徒歩またはロープウェイで登ることができます。市街地やピレ門のバス停から少し歩いたところに乗り場があります。1往復用が100クローナで、2往復用チケット(150クローナ)も売っています。自分は、夜景も見たかったので、2往復チケットを購入しました。ロープウェイは昼間は混雑するので、早めに行くがのが良さそうです。

徐々に上に上がると、旧市街地がギュギュっと城壁に囲まれているのが分かります。後ほど紹介しますが、この城壁は目の前から見ると、かなり威圧感があります。

山頂にやってきました。

紺碧のアドリア海と、城壁に囲まれているの旧市街。本当に美しい場所です。

パノラマで撮影すると、こんな感じです。

紛争の爪痕を残すスルジ山頂

ユーミンの音楽に乗って「魔女の宅急便」を想像しているとなんとも平和な世界ですが、実際ドゥブロヴニクは旧ユーゴスラビア崩壊による紛争で、7ヶ月間もの間包囲され、砲撃去れていました。

このスルジ山からも砲撃され、多くの市民が犠牲となりました。街中を歩く分には、傷跡を目の当たりにすることはすく兄のですが、このスルジ山に登ると、その紛争の激しさを窺い知ることができます。山頂には、独立博物館もあり、この街の暗い過去を知る事になる場所です。

スルジ山を登ってきたロープウェイも破壊されました。復活したのもつい最近となります。

武器なども展示されています。

砲撃により火の手が上がるドゥブロヴニク市街地。

ナポレオンが贈ったと言われる十字架も、復元されたものでした。

ロープウェイで、再び市街地へ戻り、街歩きをします。

ドゥブロヴニクの特徴は、旧市街地をぐるっと周囲約2キロの城壁が囲っているという点。高さが最高25mもあるという重厚な建築物です。現在は遊歩道として観光客に開放されています。高さがあるため、まるで空中散歩をしているかのような気分になります。

かつては周囲からの敵の侵入を守った城壁。時代が変わり他のヨーロッパの都市では城壁撤去されたものの、この街はその城壁を残していたからこそ、紛争の被害も最小限に抑えられたのかもしれません。歴史的建造物としては引き続き残してもらいたいですが、今後そのような使われ方がないことを願っても止みません。

上り下りも多く、暑い日は歩くのが大変なので早い時間に行くことをオススメします。入り口は3箇所くらいあるので、別に1周する必要はありません。城壁の北側の方が、オレンジの屋根が連なる街並みを良く撮れます。雰囲気を出すために衛兵などが居てもよかったのですが、残念ながらそのような格好をしている人は居ませんでした。

この写真が分かりやすいですが、結構上り下りがキツかったです。

オレンジの屋根と青い海が、本当に美しい場所です。

要塞も何カ所かあります。ここから敵の様子を覗いながら、何かあったときに攻撃していた分けですね。

要塞の上に上がると、さらに、高い位置からドゥブロヴニクの街並みを見る事ができます。

噴水の前にも来ました。

ぐるりと一周します。

こちらは旧港。ここから出るのは遊覧船くらいで、ドゥブロヴニクの現在の港は別の場所にあります。

この高低差。日本だったら、自殺防止の柵でも作られていることでしょう...。ようやく1周してきて、下に降りました。いい運動になりました。

城壁を空中散歩をした後は、城壁の中を歩きます。

この街には、山からの海に走る通りと、それらを横断するプラツァ通りという目抜き通りとがあります。街の中でも高低差があり、坂の街いった感じです。プラツァ通りにはカフェやレストラン、お土産屋が並んでいて、多くの観光客で賑わっています。ただゴテゴテの観光地という感じではなく、景観が守られていて歩いていて気持ちが良い通りです。

街中に、宮殿や総督邸、教会や修道院などが観光スポットが点在しています。どれも歴史は古く、歴史に浸れる場所でした。

しばらく歩くと、青空市場に出会いました。野菜や名物のラベンダーを使ったお土産などを売っていました。

ドゥブロヴニクの家は、オレンジの屋根、クリーム色のレンガの壁、緑の窓枠が特徴的です。陽射しが強いからか、窓もやや小さ目です。

噴水の前では、観光客がまったりとくつろいでいます。お隣のフランシスコ会修道院には、ヨーロッパでも3番目に古いという薬局があり、当時の薬の瓶などが、そのまま大量に保存されていました。1391年に開局したとのことです。当時の医学・薬学はどんな感じだったのでしょうか...。

民族博物館などもあります。

ピレ門を抜けると、また別の要塞があります。ちょうどシーカヤックの発着場にもなっていました。

こうして街を離れて見ると、城壁内にもかなり高低差があることが分かります。

こちらは城壁の外。空港を初めとするドゥブロヴニク各地へ発着するバス停があります。またホテルやホステル等も多くある場所です。城壁の中にも宿泊施設がありますが、安く抑えたいのであれば、こちらの方が良いかと思います。

アドリア海に沈む夕陽

買っておいた2往復目のチケットを使い、夕暮れの時間帯に再びロープウェイでスルジ山に登りました。ちょうど良い時間だったんどえ、アドリア海に沈む夕陽が綺麗に見え...るかと思っていたのですが、太陽が沈むのは街のはるか西。雲も多くてちょっと残念でした。

ドゥブロヴニクの夜景

しばらくすると、街には明かりが灯りはじめます。

こちらは別の日にロープウェイに登らずに、少し離れた場所から旧市街を撮ってみました。

ドゥブロヴニクの夜の街並み

ドゥブロヴニクに来た際には、ぜひ賑やかな夜の街も楽しみたいところです。城壁や建物が上品にライトアップされています。

旧港も綺麗でした。レストランもあるので、雰囲気たっぷりかと思います。

プラツァ通りに出てみました。夜でも人通りが多くあります。お土産屋さんも夜遅くまでやっています。治安に関しては、まったく問題なく、不安や危険を感じたことはありませんでした。もちろん、自己責任ですが。

雨で少し湿った石畳の通り。

 

猫が多いのもドゥブロヴニクの特徴です。 

ドゥブロヴニクは坂の街でもあります。とても味のある街灯です。

ドゥブロヴニクのレストラン

ドゥブロヴニクの食事と言えば、やはりシーフード。一人では到底食べきれない量でサーブされるので、何人かで行った方が良いでしょう。この時は、たまたま知り合った日本人と食事を共にしてシェアをしました。どのシーフードも日本人に合う味なので、安心して食べることができるかと思います。

ドゥブロヴニクのレストランの開店時間は、たいてい19時からです。シーズンによっては予約なしでは断られたり、行列が出来ているところもあるので、どうしても食べたメニューがある場合は事前に予約することをオススメします。

レストランはプラツァ通りだけではなく、裏の通りにも何カ所かあります。たまたまかもしれませんが、どの店もサービスパーソンの印象も良いお店が多かったです。

1食目

遅い時間に入りました。

・タコサラダ
・グリルミックス(マス・イカ・ムール貝)
・イカスミリゾット

を一通り堪能できました。食前酒のサービスもありました。

こちらはタコサラダ。

シーフードのグリル。ムール貝も堪能できました。

イカスミリゾット。これでお腹一杯です。

2食目

こちらのレストランでは、

・ツナサラダ
・オイスター
・ムール貝のトマトリゾット

を頂きました。こちらでも食前酒のサービス。

よーく見ると、ドゥブロヴニクの形をしています。

ツナサラダ。シャキシャキの玉葱がアクセントになっています。

生牡蠣。海外に来て生牡蠣はリスクがありますが、つい頼んでしまいました。

トマトリゾット。こちらも美味しかったです。

番外編

クロアチアと言えば、ビールも有名。オジュイスコは地元のビールで、どちらかというとさっぱりとした感じでした。

参考リンク

クロアチアのビール事情

ドゥブロヴニクでは、旧市街地から少し離れた場所に宿泊しました。新しい港の近くで、空港へ向かうバスの終着場の近くでもあります。港の近くだけあって、昼も夜も景色は抜群でした。

旧市街へ向かうバスは20分に1本はあったのですが、20分ほどかかるので旧市街へ何度も行ったり来たりするのは、ちょっと辛いかなという感じです。周辺にレストランも少ないので、短期の滞在であれば、素直に旧市街へ宿泊することをオススメします..。

朝食はなかなか良かったです。Wi-Fiが遅く、かなりイライラしました。

滞在中には、ちょうどクイーンエリザベス2世が停泊していました。

巨大すぎてまったくフレームに収まり切りません..。

近くでは青空市場もやっていました。なんともローカルな感じです。

今回の旅行では下記の4路線でトルコ航空に搭乗しました。

・ザグレブ→イスタンブール
・イスタンブール→カイセリ(カッパドキア)
・カイセリ(カッパドキア)→イスタンブール
・イスタンブール→アテネ

国際線・国内線それぞれを体験してきましたので、紹介したいと思います。

機内サービスは、とても良かったです。今回搭乗したような小型機材でアフリカなどへも飛ばしているためか、ヨーロッパ内便でも座席にはヘッドレストや液晶テレビがしっかりと完備。足元もゆったりと広めでした。ただし機材後方の座席の時はLCC並みに狭かったので、足元の広い座席に座りたければ前方の座席を選ぶことをオススメします。どうも2インチほど違うようです。

機内食も美味しい物でした。ただ何レグか飛ぶと、パターンが見えてくるので飽きてくるかもしれません(笑)。

ザグレブ→イスタンブール便

当初の予定ではドゥブロヴニクからイスタンブールまでの移動に、ドゥブロヴニク→アテネまでエーゲ航空、アテネからイスタンブールまではトルコ航空と利用する予定でしたが、エーゲ航空の遅延によりザグレブ経由でのフライトとなりました。

丁度日が暮れるタイミングでのフライトでした。

コールドミールでしたが、機内食が出ました。なかなか美味しかったです。

イスタンブール・アタテュルク国際空港へ着陸。小型機のせいか、沖停めでした。トルコ航空の急成長によりアタテュルク空港のターミナルは常に混雑しており、完全にキャパシティオーバーな印象があります。

イスタンブールには、もう一つギョクチョン空港というのがあり、国内線や近距離ヨーロッパ線、LCCなどはそちらの空港を利用しています。それでも需要に追いついていないのか、黒海沿岸に滑走路6本を持つ巨大空港を現在建設中です。

アタテュルク国際空港 国内線ターミナル

イスタンブールでの滞在を終え、アタテュルク空港まで戻ってきました。市内からはメトロを利用しました。メトロの駅から国内線ターミナルは、かなり距離がありますので、時間に余裕を持って来るようにしたいところです。

ラウンジは、セキュリティの手前にあるようです。探してもなかなか見当たらなかったので、諦めました...。

旅行先で余った外貨を電子マネー化「TravelersBox」

国内線・国際線ターミナルに「TravelersBox」という面白い機材がありましたので紹介します。一言で言うと「コインや紙幣を、両替することなく電子マネー化できる」、という旅行者にはたまらないサービスです。2016年現在、世界8箇所に設置されているようです。

嬉しいなぁと思いつつも、世界の旅行者から最も設置が望まれているのは、価値の高い硬貨が多い「日本」なのかもしれません...。

操作は、簡単。サービスを選んで、連絡先を入力、紙幣や硬貨を入れるだけです。その後メールが届きますので、家に帰ってからゆっくりと申し込みできます。

PayPayやSkype、その他電子マネーに変換できるようです。スタバカードは、日本のカードに対応しているかは不明です...。

イスタンブールからカッパドキアへ(イスタンブール→カイセリ便)

イスタンブールから、カッパドキアへ向かうには、3つのルートがあります。イスタンブール・アタテュルク空港から、カイセリ空港とネヴシェヒル空港に向かう便、もう一つはイスタンブール・ギョクチョン空港から、カイセリ空港へと向かう便です。これらの区間には、トルコ航空だけでなくLCCなどが飛んでいます。

ネヴシェヒル空港の方が、カッパドキアに近いのですが、便が沢山あるのはカイセリ便となります。今回はこちらを使ってみました。

若干遅れて、カイセリに向けて飛び立ちました。

国内線でも機内食が出ました。こちらもコールドミールです。茄子のサラダ、ターキーサンドイッチ、チョコレートムースです。

荒涼とした大地の中にある、カイセリ空港へ降り立ちました。カイセリ空港で気をつけなければならないのが「空港からの足がない」ということ。下の写真でも分かるくらい、辺鄙な場所にあるせいか、空港の到着ターミナルには、タクシーやバスは停まっていません。かならずシャトルバスを事前に予約するようにしておきましょう。シャトルバスはカッパドキアの滞在先まで連れて行ってくれます。

カイセリ→イスタンブール便

カイセリの空港には、ラウンジがありません。行き同様に、こちらも若干遅れての搭乗となりました。

機内食は、チーズサンドイッチとサラダ、バニラチョコレートケーキでした。

イスタンブール・アタテュルク空港 国際線ターミナル

国内線ターミナルから到着し、国際線ターミナルへ向かいます。こちらもよく歩きました。

トルコ航空の国際線ラウンジは2階建てとなっていて、中には吹き抜けがあります。

ドリンク、ホットミールもコールドミールも豊富で、丸1日居ても食には飽きなさそうな感じです。トルコ料理のメゼっぽいのが沢山ありました。

このラウンジでは、なんといっても、出来たてのホットミールが食べられるのが、嬉しいポイントです。行列が出来ているので、場所はすぐに分かるかと思います。

トルコ名物のキョフテや、野菜のグリルをいただきました。名残惜しかったのですが、搭乗時間まで時間が無かったので、ささっと食べてラウンジを後にしました。

とても巨大な空港で、搭乗ゲートまでかなりの距離を歩きました。イスタンブール空港では、こうやって事前にプライオリティ事に並ばせるので、搭乗がスムーズです。

イスタンブール→アテネ便

この便では座席が機材後方になってしまい、LCC並みに前後間隔が狭かったです。

トルコ航空の成長を感じさせるシップ数です。

あら、、また同じパターンの機内食が出てきました。 

紺碧の地中海上空を飛び、1時間ほどでアテネ空港へ着陸しました。

歴史的建造物が並ぶスルタンアフメット地区には、トプカプ宮殿、スルタンアフメット・ジャーミィ、アヤソフィアが隣り合って存在します。

こちらは、スルタンアフメットジャーミィ。ちょうど礼拝時間になってしまったので、後ほど見ることにします。

こちらはアヤソフィア。既に多くの観光客が並んでいました。歴史の中でギリシア正教の大聖堂から、イスラム寺院へと改装された建物という世界的に見ても珍しい寺院です。内部のドームの大きさには圧巻で、当時の建築技術の高さが分かります

この円盤がなんとも特徴的。

ギリシア正教時代の面影を残す。壁画なども展示されていました。

歴史の中で、長い間隠れていたキリストのモザイク画

アヤソフィアは、歴代のスルタンの廟でもあるようです。

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