2016年4月、沖縄へ行きました。東京駅からTHEアクセス成田に乗車し、成田空港へ向かいます。ここの会社、相変わらず接客態度は最悪ですね...。バッグは自分で出し入れしてね、方式でした。

ピーチ成田→沖縄便(ファストシート)

ピーチはまだオンラインチェックインができないため、空港で都度チェックインをしなければなりません。ターミナル到着時間に余裕がない時や、成田空港で食事を取りたいときターミナル内を行き来しなければならないので不便です。ここは早めに改善を望みたいところです。

成田→沖縄間は、ピーチ、ジェットスター、バニラの3社のLCCが現在乗り入れています。2月から新たにピーチが参入したお陰で、ふるさと納税でゲットできるピーチポイントの使い道が生まれ、今回の搭乗となりました。ピーチポイントが使えたのは良かったのですが、気になるのが、

成田 14:25→17:15 那覇
那覇 11:00→13:40 成田 

という時刻表。サラリーマンが東京から観光で使うには、かなり使いにくい時刻表です。

今回は、事情がありファストシートを利用しました。ファストシートの座席指定には手数料(¥1,300)が必要ですが、最前列のため足元にかなり余裕があるシートです。2列目も別料金(¥650)のため座席指定している人が少なく、遠慮なく座席を倒すこともできることが多いようです。

ファストシートは、荷物に「Priority」タグがつけられ、早めに受け取れます。スタッフが不慣れなのか成田発の便ではタグを付けるのを忘れていたようです。付けられていなければ、お願いしましょう。

日本全国で悪天候だったものの、沖縄へは無事に着陸しました。タラップを降りる時には暑くはなかったものの、夏を思い起こさせる南国の香りがしてきました。聞くところによると、今年で一番暖かいとのことでした。

那覇空港LCCターミナル 到着

係員に誘導されて到着したのは、貨物倉庫でした。荷物の受け取り所も非常に簡素なつくりです。受取所のドアが開いて、係員がひょいひょいと荷物を置いていきました。

直前に到着便があったのか、ターミナル出口は連絡バスを待つ乗客で長蛇の列でした。

ピーチは成田空港は第一ターミナルなので、成田空港でのアクセスは良いものの、沖縄はLCCターミナルとなります。沖縄LCCターミナルでは、指定のレンタカー業者しかターミナル内に乗り入れができず、他のレンタカー業者を利用する際やゆいレールを利用する際には、連絡バスで移動する必要があります。一方で、ジェットスターは成田では第三ターミナルですが、那覇が通常の旅客ターミナルのため、那覇空港での利便性が高くなります。ちなみにバニラは成田でも沖縄でもLCCターミナルです...。

この後レンタカーを借りて、ホテルへ向かいました。沖縄自動車道を利用する方が時間が早かったのですが、すこしでも沖縄にひたりたくて58号線を選び、北上しました。那覇市内は帰宅ラッシュで、激しく渋滞していました。

那覇空港LCCターミナル 出発

レンタカーのバスが止まったのは、倉庫のような建物で、まったくターミナルには見えません...。

時間も時間なのか、夕方に成田へ北米便へに乗り継ぎすると思われる外人ばかりでした。やはり午前発は日本人には使いにくいですね。

チェックイン前にも、一応最低限のお店はあります。

セキュリティーチェックを抜けた後も、がらーんとしたスペースでした。

こちらにも、お土産屋があります。

簡単な軽食を出す飲食店もありました。機内食よりはいいかなと思い、沖縄そばを注文しました。冷凍の麺をチンしていたようですが、なかなか美味しかったです。

ピーチ沖縄→成田便(ファストシート)

機内までは徒歩で向かいます。

帰りもファストシートでした。前1,2列まったく乗客が居なかったので、快適に過ごせました。

成田空港へ、無事着陸しました。

旅行中の中2日は雨予報だったものの、晴れ間ものぞいてまずまずの天気となりました。

残波岬

最初は残波岬へ来ましたが、到着した瞬間に、にわか雨がぱらついてきたのですぐに退散となりました。

座喜味城跡

こちらは、初めての座喜味城跡。世界遺産の一つで、15世紀の初頭に築かれたお城跡です。中城城や勝連城などと比べると派手さはありませんが、立派な城郭が綺麗に復元されている城(グスク)です。

これも時代が時代ですかね。

アーチ門から入ります。

アーチ門を抜けると、二の郭です。

二の郭です。この先に、一の郭へのアーチ門があります。まるでRPGのフィールドのようです。

一の郭に上がり、さらに城壁に登ってみました。景色のよいときには、残波岬も見通せそうです。建物跡もありました。16mx14mの建物があったそうです。

城郭はより強固なものにするために、変わった曲線状の形をしています。それぞれの節が、外敵を監視できるスペースにもなっています。

沖縄そばを食べたあとは、ドライブです。

沖縄ドライブで気になったこと

沖縄本島を走っていると米軍関係者が乗っているYナンバーは良く見かけますが、最近では「外国の方が運転しています」というステッカーを貼ったレンタカーを見かけるようになりました。もちろん海外からの観光客増加しているとは分かってはいましたが、それを可視化されると本島に増えたことを実感できました

カフェイン注入のため、ファミリーマートに寄りました。すると、いつも見慣れた「FAMIMA CAFE」ではなく沖縄オリジナルの「FAMI CAFE」でした。種類は同じようですが、ブランドが違うようです。

道の駅かでな

道の駅かでなに寄りました。出店で揚げていたサータアンダギーの美味しそうな香りが、入り口近くまで漂ってきます。

こちらの道の駅の屋上から、嘉手納基地の滑走を望むことができます。この日はちょうど離発着をしていた。報道関係の人も多くいたようですが、何が起きていたのか分かりません。

旅客機ではないこともあり、かなり五月蠅いですね。

普天満宮

敷地内に鍾乳洞がある普天間宮へ向かいました。

社殿は新しいものですが、屋根瓦がオレンジで、狛犬がいるなど沖縄独特の雰囲気です。

お供え物はやはり清酒ではなく、泡盛なんですね..。

受付をすると巫女さんが洞穴へ案内してくれます。特に料金などは不要のようです。

鍾乳洞らしく、空気はひんやりで、時より雫がしたたってきます。

中は狭いですが、十分鍾乳洞の雰囲気を感じられます。

普天満宮では、約2万年前の化石も発掘されているとのことです。

奥さんが気になるお店があるということで、イオンモール沖縄ライカムまでやってきました。もともとは米軍関連施設でしたが、返還後の再開発跡地にイオンモールができました。他のイオンモールは普段行かないので良くわかりませんが、かなり巨大です。

差違ション、奥さんが気になっていたLUPICIAに立ち寄りました。シークワーサー風味など、沖縄限定のお茶も数多く揃っていました。

気になったのが、お隣のリカーコーナー。沖縄中の泡盛が取り揃えてあります。これにはちょっと興奮。

しかもなんと、幻の泡波まで(!)試飲できます。

お隣のスーパーでは、沖縄の天ぷらが揃っていました。やはり沖縄の天ぷらは衣が厚めですね。

お土産屋さんではやや高めなA1ソースも、ここでは地元価格。かなり安く手に入りました。帰宅後にステーキソースとして食べましたが、やや酸味がキツいソースです。ステーキだけでなく、豚肉にも合いそうなソースです。

スーパーにはこの他にも、沢山の沖縄食材が揃っています。イオンモール内には、わしたショップやお土産屋さんもありますが、ぜひこちらも合わせて覗いてみることをお勧めします。

しかし、巨大ですね...。観光インフォメーションがあり、外国人観光客にも力を入れている感じで、実際に観光バスで訪れていた人も多くいました。

エレベータ付近には、沖縄近海の魚を揃えた水槽がありました。

まるで、美ら海水族館に来たようです。

敷地内には、オリオンビールのビアホールやブルーシールアイスの店舗もありました。

アイスクリームはもちろん、クレープ類も充実しています。

奥さんはダブルで。

こちらはクレープを。チーズケーキにアイスに紅芋という組み合わせでした。

沖縄に来たらブルーシール。やはり美味しいですね!

観光インフォメーションがあったりと、外国人観光客にも力を入れている感じです。実際に観光バスで訪れて、広場で缶ビールを飲んだくれている中国人旅行グループがいました。

3日めは雨模様なので、室内を中心に予定を組み立てました。

沖縄宇宙通信所

恩納損内にある沖縄宇宙通信所を見学しました。人工衛星の追跡と管制がこの施設の役割で、たくさんの人工衛星に関する展示や日本の宇宙飛行士の紹介がありました。見学のために名前を書いたゲストブックを見ると1日の見学は数人程度で、中には0人の日もあるようでした。警備のおじいも、暇そうです。

敷地内には3機ほどのパラボナアンテナがありますが、建物を出る頃には大豪雨で、アンテナ自体を撮ることが出来ませんでした。模型で見る限りでは、それぞれ建てられた時期が異なり、制御の方法に技術革新が見て取ることができました。

こちらの通信所は、人工衛星から衛星の状態や観測情報を受け取ったり、指令を送ったりするのがここの役割です。かつてはこちらにも運用室があったようですが、現在では、筑波宇宙センターに統合されているようす。以前に使われていたコンピュータ類がずらっと展示されていました。

日本のH2ロケットの模型もあります。

恩納村博物館

続いて、恩納村の博物館へ。村で育ち、村で生活していた様子。特にゆいまーる的な共同生活について詳しく解説していて、面白かったです。家を作れば一緒に作る、婚姻は村の中でなどの生活は現代では信じられないですね。

恩納村博物館は綺麗な図書館も併設していて、かなり綺麗で立派な建物です(税金で潤ってそうな印象..)。沖縄関係の図書が面白そうで、内地ではなかなか見かけない沖縄に関する本も揃っていました。

 

道の駅恩納

博物館近くの道の駅恩納。お店はさほど多くはないのですが、特産物売り場は充実しています。他のお店より、パッションフルーツが安かったのが印象的でした。

ちょうどこの時「清明祭(シーミー)」が近付いていました。ICの出口も渋滞も予想されるほど混雑する祭りって、どんなだ?と思っていたのですが、ご先祖様を供養する伝統行事としては、一番大きいものだそうです。親戚一同でお墓掃除をしたり、お墓の前でご馳走を食べたりするようです。

道の駅許田

こちらでもカマボコ、天ぷら、サーターアンダギーなど、地元近くの名産が多く置いてありました。

万座毛

ほぼ毎回来ていますが、今回も万座毛にも寄りました。ここはやはり、夕暮れ時がお勧めです。 

今回は、恩納村のリゾートホテルに初めて泊まりました。オンシーズン前だったので、リーズナブルな価格でした。ホテル内にはお土産屋さんやホテルが運営するコンビニ、泡盛を取り揃えたリカーショップもあり、滞在中困るようなことはありません。

外国人観光客だらけでしたが、特に迷惑に感じる場面はありませんでした。

このホテルでは、エイサーや琉球舞踊のショーを毎日2回開催しています。結構本格的で、お客さんも集まっていました。

天気はイマイチでしたが、オーシャンビューは素晴らしかったです。

悪天でも、透明度はなかなか良さそうです。今度はオンシーズンに泊まってみたいです。

車移動が必須の沖縄。レンタカーを借りると困るのが、ドライバーが夕食の時にお酒が飲めないということです。しかし恩納村周辺の居酒屋は、周辺のホテルまで送迎してくれるお店が多くあります。時間帯によっては他のお客さんの送迎で埋まっているため、早めの予約をお勧めします。

我空我空

1日目はこちらのお店へ。地元の人も沢山居ました。

餃子。

塩焼きそば。沖縄といえば、ソース焼きそばより塩焼きそばです。

スーチカー。これはちょっと油っぽかったです。

もずくの天ぷら。これは、どの沖縄料理やでも食べます。

泡盛は、嬉しいことに少しずつ試すことができました。

〆のデザート。冷たい紅芋アイスに、暖かい紅芋のコントラストが素晴らしく美味しかったです。

あだん

2日目は、あぐー豚のお店へ行きました。

田芋の天ぷら。ポテトフライのような食感ですが、しっかりと田芋の甘みが感じられます。

ロースのしゃぶしゃぶセットを注文。適度な脂身で甘みがあり、食べても胃が重くなりませんでした。

野菜のセットには、パパイア。やはり甘いですね。

 

三線の花

3日目のこちらのお店は、やや観光地価格な印象。

ようやくオリオンビール。

ジーマミ豆腐。

島らっきょ。

紅芋。

グルクンの唐揚げ。

フーチャンプル。

花織そば(読谷)

読谷では有名な店らしい沖縄そば屋です。大盛りメニューが多くあり、それ目当てのお客さんが多くいました。

店内には、数多くのサインが貼ってあります。

三枚肉とソーキはレベルが高く、美味しかったです。しかし、スープと麺はイマイチです。

A&W 名護店

名護のA&Wへ。店内のお客さんを見ると、おじぃおばぁの率が高くて驚きます。地元の人にとっては「エンダーは高い」そうで、確かにフレッシュネスバーガーの価格帯に近いのですが、ゆったりとしたソファや飲み放題のルートビアなど、サービスは充実しており、他のチェーン店との棲み分けはできているように思えます。

このときはモッツァバーガーを注文しました。パンズが柔らかめ。パテが少し冷えていたのが、残念でしたが、ハンバーガーは半ばどうでも良いのです。

ルートビアは冷え冷えの、グラスでサーブされました。うまいです。しばらくすると、お代わりをピッチャーに注いで回ってきました。カーリーフライも、安定の味で、ルートビアとの相性は抜群です。お代わりが多すぎたので、コップに移し替えてもらうこともできました。

店舗にはドライブスルーも併設されています。

サーターアンダギー 三矢本舗

恩納にある三矢本舗にも寄りました。

どう転んでもアーギーはアーギーなので、味に差はありませんが、たくさんのフレーバーから選べるのは嬉しい点です。

ブルーシール名護店

沖縄中でブルーシールのアイスクリームが食べられますが、やはり店舗で食べるのが一番です。

店内はレトロなアメリカンな雰囲気満載のインテリアです。少しお高めですがゆったり出来ます。

味が沢山あり、アイス好きにはたまらないないでしょう。ブルーシールは定番から新商品まで、どれを選んでもハズレがなく、濃厚で美味しいです。

ポーポー(左)

沖縄の家庭で作るおやつ、ポーポー。クレープよりも厚い生地、パンケーキより軽い感じ、甘〜いお菓子に慣れている大人にすると、素朴に感じる味で、生クリームを追加で塗りたくなってしまいます(笑)。

オリオン シークァーサービール・泡盛海乃邦

イオンで見つけたオリオンのシークァーサービールを試して見ました。シークァーサーの酸味が効いているのですが、なんかイマイチ。お店で飲む「ヒラミビール(シークァーサーびーる)」を期待してはいけませんね。

海乃邦は初めて飲んで見ました。10年の古酒というものの、どうも円やかさが欠けている印象です。

瑞泉 古酒

大好きな瑞泉。やっぱり古酒と言えばこちらです。43度とかなり高いものの、美味しく飲める泡盛です。

泡盛三重奏(瑞泉)・華翁

お土産に購入した、瑞泉の泡盛三重奏。オリジナルから古酒まで楽しむ事ができます。どれがうまいかと言われれば、やっぱり古酒。よくよく考えれば、知っている銘柄で飲み比べすることに意味はありません...。

もう一つは、華翁。宮古島でハマった泡盛です。こちらは後日ゆっくり楽しもうと思います。

 飲む極上ライス ミキ

こちらはネタで買ってみました。ネトっとした飲み口で、かなりモチっとした喉ごしです。味は例えようのない味で表現するのが難しいですが、若干のお米の甘みがあります。美味しいかと言われると美味しくなく、ハマるかと言えば、ハマらないでしょう。

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